ペットショップの本音・・・外耳炎は「徹底」①

ちょっとはお役に立てそうな日記でしょうか・・・。

「外耳炎」のワンちゃんネコちゃん・・・めっちゃ多いです。
症状や度合にもよりますが、ワンちゃんだと半分以上の子がそうなんじゃないかと思います。

勘違い?が多い気がします。

まず、「こんなもんだ・・・」って思ってらっしゃる方が非常に多い・・・。って言うかほとんどです。
お耳の中が汚れているのが見えたり、ティッシュや綿棒に茶色いのが付くようだとちょっとした外耳炎です。

完全に健康なお耳のワンちゃんは、「全く」汚れてません。
耳掃除なんて必要もないです。

あと・・・「垂れ耳だから仕方ない・・」もほぼ関係ないと思います。
我が家のシーズ&Tプードルは大丈夫です。
(アメリカンコッカちゃんとかだと確かに多いですが・・・。)

原因は、カビや酵母菌です。
空気中に飛んでいるようなものなので、「感染」って言うか、その子のお耳の環境だったり抵抗力・免疫力が弱いから、そういった菌がついてしまいます。

ようはアレルギーみたいなもので、ほとんどの場合、根源は食べ物にあると思います。

一番多いのは、小麦だったりの穀物だと感じます。
だけどこればっかりは難しくて・・・我が家の子達は小麦のビスケットを食べても大丈夫で・・・関係ないのかな?と思ったりするのも正直なところです。

食べ物の種類だけじゃなくて、その消化や分解にも関係がありそうです。

矛盾したこと言いますが、それでも実店舗で、小麦不使用だったり穀物不使用のフードにしてもらってオヤツを含めて「徹底」してもらうと・・・次のシャンプーの時に明らかに改善していることがほとんどです。

だから、とにかく徹底して欲しいのです。
お耳が汚れていたり・・痒かったりするのは可愛そうです。
個人的な悩みみたいになっちゃいますが、私とお客様とでギャップがあって時々悩んでしまいます・・・。

私は、治して欲しいです。
オヤツがしばらく無くても、治して欲しいです。

ギャップができてしまうお客様は、だいたい犬の耳は「こんなもんだ」と思ってらっしゃいます。
少し汚れていたり、臭いがして、耳掃除が必要なものだと思ってらっしゃいます。

確かに10歳をこえたりすると汚れやすくもなりますが、特に若いワンちゃんで完全にお耳が健康なら、全くと言ってよいほど汚れないです。

オヤツが食べられない方が、かわいそうだと思ってらっしゃいます。

「今はそうかもしれない」・・・

だけど、ほとんどの場合・・・大変失礼ですが・・・当たり前です・・・「悪化」します。

こうなってしまうと、飼い主様の「こんなもんだ・・・」がさらにひどくなります。
初めは少しお耳が汚れていただけで「あれっ?」って思ってらしたのに、少々では「こんなもんだ・・」とか「まだマシ」って思ってしまいます。

そしてさらに悪化・・。

中耳炎になって大変なことになったり、通院してもしてもなかなか治らなくなったり、さらにお耳を掻いて「耳血腫」になってしまうと「手術」が必要になります。

耳血腫で手術したの・・・?
ごめんね・・・2年も前から毎月言ってたのにね・・・。


頑張って「徹底」して下さい。
決めたドッグフードだけにして、どうしても必要ならオヤツもそのドッグフード数粒にするくらいで・・・。


商品のご紹介もしておきます。

当店で外耳炎の改善例が多くて成績が良い商品です。

「ナウフレッシュ 犬用」
「ナウ フレッシュ 猫用」

「ボッシュ ライフプロテクション」

「フィッシュ4ドック」
「フィッシュ4キャット」

食べるものを制限する・・・だけじゃなくてできればもう少し頑張って頂くとさらに改善例が多くなります。
少しお話したように矛盾した考え方になるかもしれませんが、食べ物の種類や制限だけでなく、その食べ物の消化や分解を良くしたり、乳酸菌などで免疫力・抵抗力を高めるんです。

「ツヤット」
「アニマストラス」

上記のフードとできればサプリメントの併用で、少なくとも一旦完治するまで他のものは「一切」食べない・・・頑張って下さい。
頑張るっていろんなオヤツあげたりしないだけなんですから・・・。

「こんなもんだ・・・」とか「オヤツが無い方がかわいそう」って思ってると、必ず「悪化」しますよ。

実は、あと・・・もう一つ重要なことがあります。
食べ物を徹底してサプリまで使って頂いても、治らない場合が多いんです。
続く・・・