日本レスキュー協会
日本レスキュー協会について
バルを立ち上げてからたくさんのお客様といろんなお話をさせて頂くようになり、以前よりも動物愛護などについて深く考える事が多くなりました。そんなある日、「キセキの犬ユキ」という本を見ました。確かはじめはどこかの本屋さんでチラッと立ち読み(スミマセン)したと思います。その本がきっかけで日本レスキュー協会さんを知りました。
日本レスキュー協会さんは、10年以上も前からレスキュー犬とともに活動なされているNPOの団体です。レスキュー犬とは地震や土砂崩れなどの災害で行方不明になった人をその優れた嗅覚で探し出すために訓練された犬達です。
そして数年前よりレスキュー犬育成のノウハウや経験を生かし、今度はセラピードックの訓練や派遣をされています。セラピードックという子達は病気やケガまたは精神的な痛手を受けた人の不安を減らし、心と体を癒すための訓練を受けた子達です。幼稚園や医療機関・福祉施設などへ派遣されたり無償で譲渡されるそうです。
そしてキセキの犬ユキちゃんもそうなのですがこのセラピードックはなんと、動物実験に使われていた子(ユキちゃん)や人間にゴミの様に捨てられた子達なのです。保険所などでの殺処分される子を1頭でも助けるため、そして0を目指して・・・。
もちろんそういう子達なのでそんなに厳しい訓練を受けるわけではないですし、みんながセラピードックになれるわけでもありません。保護された子達は一般の家庭で暮らすための訓練を受け、その中で適性のある子がセラピードックを目指すそうです。また逆に言うと、同じ捨てられた子でもゴールデンやラブなど純血種の子は新しい家族が決まりやすいのですが、残念ながら雑種の子達はなかなか生きるチャンスがありません。ですからセラピードックを目指すのは雑種の子が中心です。
現在レスキュー協会さんでは、レスキュー犬やセラピードックの育成・派遣と同時にそれ以外の保護した子達の新しい家族を探す活動をなされています。