店長の本音 長生きして欲しい・・・
ほとん私個人の悩み事だったり・・・こんなとこに書いてはいけないのかも知れないです。
またオヤツの売り上げは減るし・・・ご気分を悪くさせるこもあると思います。すみません。
「本当にみんな元気で長生きして欲しいんです。」って言えば聞こえはいいですが、私がダメなだけかも知れないです。
ワンちゃんもネコちゃんも、極度な肥満ちゃんは突然死みたいなことがあります。
膵臓や腎臓などが急激に悪くなることもあれば、本当に突然死で原因も解らないこともあります。
当店は実店舗も美容室もしていますので、心配なお客様には、私なりに必死でお話しています。
経験上、本当に死んでしまうことがあるからです。
本当に死んでしまいますよ。
解剖したわけでもなく、因果関係ははっきりしませんが、本当に死んでしまうことがあります。
死んでしまうような「極度の肥満」って、さすがにそんなに多くは無いです。
理想5~6キロくらいのダックスちゃんやTプードルちゃんで10キロを超えとか・・・13キロ超えとかでして・・・理想体重の倍くらいからかなり心配で、それ以上ですと本当に命も心配です。
そんなに極度でなくても、「肥満はあかん」です。
たいてい肝臓や腎臓や膵臓、心臓、もしくは関節を痛めたりやヘルニアになります。
添加物がダメだとか中国産がダメだとか・・・そんなレベルじゃないです。
「肥満はあかんお話」はここへ何度も書いていますが、他の場合も同じです。
例えば、腎不全や膵炎、脂肪肝などです。
タンパクやリン、脂肪を制限しなくてはいけなくて、「そのオヤツはやめた方がいいです」
って何度も私が訴える時は、そういう時です。
肥満であったり、腎臓や肝臓、膵臓の問題で食べ物を制限する必要が出た時、私はできます。
簡単にできます。
私は、自分に甘くて他人に厳しい嫌な人間なんだと思います。与えなければいいだけですから簡単です。
「そのオヤツはやめるべきです」とお伝えしても・・・
可愛そうだと涙を流す方もいますし、これだけはやめられない、これだけが楽しみ、これは取り上げられない・・・・
もうお気づきだと思いますが、私は人間関係もうまくできる方ではないです。
友達も少ないです。
他人の価値観や考えや思いを、受け入れられない認められない、それが私のダメなところです。
自分のモノサシや価値観を押し付けて・・・本当に私のダメなところです。
ワンちゃんやニャンコと飼い主さんの絆や気持ちや関係、それは人それぞれですし、他人の私には解りません。
その子がどう考えているか、どう感じているかも飼い主にしか解らないかもしれません。
自分の悪いところだと自覚していますが、やっぱりなかなか治せません。
命をかけてまで、寿命を縮めてまで、本当にそのオヤツが必要なのか、私には解りません。
お客様に対して失礼ですよね。すみません。
私にお客様の気持ちも解らないだけで、その方にとってはかけがいの無い何かがあるのだと思います。
ただ、友達も少なくて人の気持ちは解らないのは自覚していますが、ワンコやニャンコのことは人より解るので、
「この子には無理」とか「この子はこれだけが楽しみ」っておっしゃっても、それはちょっと違うのでは?と思ってしまいます。
申し訳ないですが、もちろん欲しがるし、喜んでしっぽ振って食べますが、ちょっと違います。
「命をかけて」の意味が違います。
人はダメだと解っていても、身体に悪いと解っていても、甘いものをやめることができなかったり、お酒やタバコをやめられないことがあります。
でもワンコやニャンコは、「生きるため」に食べます。
少しでも大好きな飼い主さんと一緒にいるために食べるんです。
「解っていてやめられない」は、ワンコやニャンコにはないと思います。
自分では何をどれくらい食べれば良いのか解らないから、管理できないから、飼い主さんを信頼してすべてを委ねてるんです。
私のお店のお客様のワンコやニャンコが長生きできないなんて、嫌です。
自分のお店をって夢を叶えて、1回しかない人生のほとんどをワンコやニャンコ、みんな長生きして欲しいって頑張ってるのに・・・。
通販のお客様はどんなワンちゃんだったりネコちゃんなのか解りません。
極度な肥満だったり、腎不全なのにササミを我慢できない、膵炎なのにジャーキーをやめられない・・・
確かに判断が難しい時もあります。
いつまでいられるか解らないような状況では、「もう好きなの食べなよ」って思うのも間違いではないと思います。
私にもそういう時があるかもしれません。
でもまだ10歳程度だったり、「いつまでいるか・・・」って言う状態でなければ、本当にそれで良いのか、本当にそれがその子も飼い主さんも幸せなのか、よく考えて欲しいです。
あまり肥満だと肝臓やら心臓やらを悪くすることが多いですし、突然死することも本当にあります。
腎不全なら、タンパクやリンを制限することで、治せなくてもかなり違います。
膵炎を起こしたことある子は、やっぱり脂っこいものやジャーキーをさけることで予防できます。次は無いかもしれません。
失礼ですが、飼い主さんが徹底できるかできないか、するかしないか、その価値観で全然違ってきます。
人の価値観は人それぞれです。
オヤツを食べて、ワンコもニャンコも飼い主さんもそれで幸せならそれで良いのかもしれません。
でも寿命を縮めたり、関節を痛めたり、病気になったりしてでも・・・それでもオヤツをたくさん食べる方がワンコやニャンコは幸せでしょうか・・・。
それでもその子も幸せで飼い主さんご自身も幸せだと思いますか・・・。
ワンコの幸せはオヤツなんかじゃないですよ。
笑顔でシッポ振って喜んで食べますが、それは飼い主さんを信用しているからですよ。
そうしておけば、元気で長生きできるって。
大好きな飼い主さんと少しでも一緒にいられるって。
私は、オヤツなんてどうせいくらでも欲しがるし、信用してくれているから欲しがるんだし、信頼にこたえて量も種類も制限できます。
そんなことよりも、ボールで遊んだりお散歩したり走ったり・・・歳とってお散歩あまりしない子も、抱っこしてお外を一緒に歩いたり、お天気の日に公園に御座引いて一緒に昼寝したり・・・そんな毎日が幸せで、一日でも一緒にいたいとお互い思ってます。
よな?君たち・・。