オヤツはあげなくていい。…肥満

深刻な話で真剣な話ですが、ここでは重くて暗すぎるので少し冗談も入ります。

言い訳ですが、私はお商売もお金儲けも下手で、愛想も悪くて不器用で・・・・・そんな人間です。(努力します)
実店舗のお客様は、ご存じ!うまくできなくて全部顔に出てしまいます。
もっとお金儲けも頑張らないとカツカツですが、どうせ下手なので勇気をもって正直に言います。

オヤツ売れすぎ!(売り過ぎ)。

できるだけ体に悪くないものしか売ってません。自分の愛犬に与えることができるものしか売ってません。
それでも売れすぎ!皆さん与え過ぎです。
どのくらい与えて良いのか?
答えは「与えなくて良い」を大前提にしてほしいです。
商品のパッケージに、1日○○グラムまで・・・って書いてあるのもありますが、それも毎日食べ続けると多いです。

「あんたが売るからやろ!」と言われればごもっともです。少しずつ減らしたいと思ってます。
先日もたくさんのお客様をガッカリさせてしまいましたが、スティック系のジャーキーがあまりにも売れ過ぎるし、少し原材料に変更があったのをきっかけに販売を止めました。
このジャーキーだってすごく売れるので、販売をやめることでお店の1か月の利益が2万円くらい減ります。(いやらしい話でごめんなさい)
正直に言うと、販売を止めてからもこのジャーキーが恋しくて店内を掃除していると時々1万円札2~3枚の亡霊が私の後ろをついてきます。
だから「自分は正しいことをしたんだ!かっこいいんだ!」って言い聞かせてヒーロー系のアニメソングなんて口ずさみながら、2万円の亡霊を断ち切ります。この日記もやけくその自己満足の日記です。

皆さんなぜそんなにオヤツを与えるのかって言うと、ワンちゃんの喜ぶ顔が見たいんですよね。
コミュニケーションです。大切なことです。心を繋げてくれますよね。
よ~くわかります。私もそうです。でも与える量など少し見直してください。
ちょびっとって思っていても小さなワンコにとってホントにちょびっとなのか・・・。
極端な話、3キロのワンちゃんは、60キロの私の20分の1です。ささみ1本は、ささみ20本です。

オヤツを食べすぎるといろんな弊害があります。
話が超長くなってしまうので今日は一つだけ、肥満。
実店舗では「ちょっと肥満ですよ」って注意させてもらいます。ひどい場合は、お商売や接客の域を超え、「このままではダメだ、大変なことになる!」というように、自分でカッコイイとでも思っているかのような余計なお世話の正義の味方になります。
ほとんどの場合、お客様に危機感はなく、私の心配する気持ちとの間には大きなギャップがあります。

太って一番心配なのは、椎間板ヘルニア?です。
これ本当に大変です。ダックスに多いなんて言いますがあまり関係ないです。肥満犬に多いです。
うまく治ることもありますが、治らなくてとても大変なことになることの方が多い気がします。
治療もや診断も難しいのでしょうね。本当に椎間板ヘルニア?本当に手術が必要?・・・。小型犬の場合、肥満から後ろ足の膝(膝蓋骨脱臼)が悪くなってそれかばって腰が悪くることが多いような・・・。
とにかく太り過ぎのワンちゃんに多く、なかなか治らない・・・。
こんな話をしても、私と飼い主様の間にはギャップがあります。

今月は2件、美容室の予約がキャンセルになりました。(プードルとコーギー)
椎間板のヘルニア?で動けなくなってしまったからです。
なかなか分かってもらえなくても、非常識だと言われてもそのお客様からオヤツを取り上げればよかった。
・・・ごめんね。

これからは、お店ではマジで取り上げます。売りません。もっと本気でお話します。
オヤツの売り上げを減らします!
私は自己満足して自分に可愛い可愛い言ってるだけなのか・・・。でもオヤツ売れすぎです。


ネットショップのお客様が心配です。オヤツの購入はお控え目に・・・(笑)