東京都のハナちゃん・・・。
前回は、シンクのお水やお風呂のお水を「直飲み」するのがブームってお母さんからのお話でした。
猫ちゃんは腎不全や尿路結石など、水不足?も要因の一つと考えられるような病気が多いです。
猫ちゃんとお水っていろいろ不思議?もあり、それを考えることは予防にもつながるかもしれません。
「直飲み」が好きな子が多いのは・・・
元々先祖は岩の隙間からのチョロチョロ水を飲んでいた・・・とか、ヒゲやお顔が濡れるのが嫌・・・とか・・・
あとお風呂のお水を飲むのは、冷たいのが嫌な子も多いです。
今日はお母さんから、「もう一つ不思議な行動」のお話がありました。
「手を水につける」
ハナちゃんママはずっと不思議に思ってらしたようですが・・・「うちの子も!」って言う飼い主さん多いですよね。
実はけっこうたくさんの猫ちゃんがする行動です。
上手に手ですくって飲む子がいたり、バシャバシャ、ピチャピチャと何がしたいのかよくわからなかったり・・・
濡れた手そのままでトイレに行ってしまってトイレ砂で大変なことになったり・・・
犬はしないですからね。
これもいろんな説があります。
動物園のお猿さんとかでも、水たまりのお水をうつぶせになって飲んでいるの見たことないですか?
自然の動物で考えると、食器やお椀のお水って不自然で、お水飲む時って、池や川、「水たまり」です。
野生のライオンやゾウが「水飲み場」でお水を飲んでいる映像って見たことありますよね。
その「水たまり」って水道水みたいに透き通ったお水ではないですよね。
これは私の想像ですが、手を入れて深さとか確かめているんだと思います。
自然界では濁っていてよく見えないですし、ネコ科をはじめ肉食動物の視力って人間ほど良くないですから。
あとは、猫ちゃんも先祖は砂漠みたいなとこで、水たまりの底は砂や泥だと思うので、一緒に飲んでしまわないように、底を確かめたり、上のキレイなお水を手ですくっているようです。
家庭の猫ちゃんはそこまで考えていないと思いますが、本能でそうしてしまうのかと思います。
お水を見ると・・・なんだか手を入れてしまったり、器用に手ですくって飲むんだと思います。
考えて理解というより本能や好奇心なので、上手な子もいれば、遊んでいるような子もいるのだと思います。
謎も多いですが、流れるお水や少し温かいお水、直飲み、お風呂・・・工夫したり付き合ってあげるのもいいと思います。
どう?ハナちゃん?
なんかそんな感じしない?
しかもハナちゃん・・・
最近は、お風呂でお椀を持って来てもらってお湯を入れてもらって、手を入れながら飲むんだってね。
まあ、お風呂だったらこぼしても大丈夫だからね。賢いね。
そやけど、お風呂でお母さんに「早く、ボールにお湯入れてこい」ってあんまり偉そうに催促したらあかんよ。
しかも毛布に入れて欲しいと他も普段から催促するんだったね。
可愛くね。可愛くお母さんをこき使おう!
これからもよろしくね。