2006年6月

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ワールドカップ残念でしたねえ〜。やはりブラジルや欧米とは、サッカーの「歴史や文化」が全然違うようですね。でも日本にはこれからも頑張ってほしいので、もう少しドイツやオーストラリアを分析し、微力ながら応援したいと思います。

前回ドイツのゲージ(と言うか犬舎)の大きさのお話を少ししました。ドイツの法律では、1頭で6平米でそれ以上は1頭増えるたびに3平米広げないといけません。日本のほとんどのペットショップの展示用の犬舎は、80cm×48cmです。ワクチンも終わらない仔犬達ですから感染病の危険性があります。だから狭い犬舎やダンボールから出られることは、ほとんどありません。それを見て大抵の日本人は「かわいいー!」と言います。確かに仔犬はかわいいですが・・・。

オーストラリアで「犬の免許証」が始まったそうです。そのお話の前に、ドイツやオーストラリアは「犬税」があり、犬を飼育していると税金を支払わなければいけません。「犬の免許証」とは、犬の飼育ライセンスのようで、取得するには犬の健康・行動学・しつけ・マナーなど筆記と実技があります。取得すると「犬税」が免除されると言うことです。私も急に犬税を払えと言われると大変ですが、日本は簡単に売ったり・買ったり・飼ったり・捨てたり・処分したりしすぎだと思います。命なんですからね。

ペット業界が悪いとか法律が悪いとかではなく、命に対する考え方、そして「歴史や文化」から変えていかないと駄目だと思います。そして日本の犬達が、世界の犬達に「いい国に生まれたね。」って言われるようになるといいですね。
 近年、悪徳ペットショップやブリーダー、また粗悪なペットフードなどが話題になります。確かにひどい話も現実にあります。日本にはペットフードやショップに対する法律はほとんどないです。量販店では1店舗で1ヶ月に100頭以上もの仔犬が売れます。保険所では年間で数万頭もの犬が処分されます。  こんな国を変えたいです。
 ドイツでワールドカップが開催されました。ドイツでは犬は買う物でも飼うものでもなく、1つ屋根の下で生活を共にするパートナーです。親犬と引き離す月齢もケージの大きさも法律で決まっています。ですから日本のようなペットショップ自体存在しないのです。
 日本は初戦でオーストラリアに負けてしまいましたね。オーストラリアでは犬を鎖でつないで飼うことは法律で禁止されています。日本では鎖でつながれストレスで人を噛んでしまった犬は保険所で処分されますが、オーストラリアでは犬を鎖でつなぎっぱなしでストレスを与えた飼い主が法律で処分されます。
 ペットブーム? 日本は動物愛護でもドイツやオーストラリアにまだまだ勝てそうにないですね。さあー!今日はクロアチア戦です。応援しましょう!
はじめまして。店長のバルです。
時々「店長日記」書きたいと思います。
また見てください。
でも実はまだまだ商品をUP出来てないんです。
頑張ります。