2015年10月

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先日他の場所にも書きましたけど・・・
私は仕事が遅い。

だけど、商品に関してはできるだけ調べたり自分で試したりしてから販売しているつもりです。

商品を厳選しているってお店さんでも、新発売の商品が新発売の日に販売している時なんて、ほとんど自分では試してもいないはずです。
当店の場合、しばらく試してからになることが多いのですが、悪く言えばただ遅い・・・。
経営的にはただのおバカですし、早く試したいお客様にとっても迷惑ですよね。

仕事が遅いのは反省しますが、やっぱりできるだけ試してからしたいです。私は。


ということで勉強中・取り調べ中のネタ

ドライフード・ウエットフード・オヤツ
フードに関しては、場合によっては何か月も使ってみて決めたりしています。
今も試しているフードがあります。食いつきや便の状態やお肌の状態。
できればそのフードの欠点も見つけてから取扱いは決めたいです。
例えば、「カビが生えやすい」とか「パッケージが破れやすい」とか、オヤツでしたらお部屋であげると「クズが出やすい」とか「飲み込み注意」など欠点をできるだけHPでもお伝えするのが今後の課題です。

サプリメント
これが一番時間がかかります。
経営的には逆で、流行や話題になっている時に売ってナンボですが、私はどうせ仕事が遅くどんくさいので流行なんて無理です。
現在もいくらかのサプリに興味がありいろいろ調べたり試したりしています。

なかでも「癌」や「腫瘍」に関するサプリメントです。
これは皆さん本当に困っていますし、すごく高価なものも多く一歩間違えば「悪徳商法」になると思うので慎重になります。
ちょうど自分の愛犬にもそういうワンコがいるので、すでに5年?も少しずつ試しています。
今のところアガリクスやマイタケ、冬虫夏草などキノコ系の成分かと思うのですが、各メーカー調べれるだけ調べて電話してしゃべってみて、実際に商品を1年くらいは使ってみて・・・・。
正直なところ、効果はなかなかすぐには解らないですが、あまりにも食いつきが悪いと話にならないので、「使い安さ」や「続けられる」商品になりそうです。
もちろん素材の原産国や製造方法などもできるだけ調べてます。
あとこの手の商品・・・本当に胡散臭いメーカーが存在します。
癌のサプリとしてけっこう有名なメーカーなのに、裏の顔?本業?が「コンサルティング業者」ってとこもありました。
商品は数か月試しましたが、その間のコンサルティングの営業が面倒だし・・・

同じ理由で慎重になるのが心臓病に関するサプリメント
特に「僧房弁」と言うところが悪くなる病気が、小型犬に非常に多く何とか力になりたいと思ってます。
抗酸化作用の強いサプリで改善例なんかもあり、試す価値は十分にあると思います。
何個か興味がある商品があるのですが、胡散臭いのと紙一重?だったり、自分自身の確信だったり・・・
なかなか難しんです。

涙ながらに相談に来られたお客様に対してお商売や利益なんかより本当に力になりたい。
「癌」や「心臓病」のサプリなんかは、経営が上手だったり販売やおしゃべりが上手であれば、すごく儲かると思うんです。
でも、もう亡くなって10年近くになる私の愛犬「バル」が、本当の「親切」や「真心」や力になりたい気持ちだけで頑張れって言うて来るんです。
それもあって販売や取扱いは慎重になってしまいます。


心臓と言えば「水素水」。
まさに流行というか関心が高まってますね。
昨日も例の僧房弁の病気で悩む飼い主様がご来店で、興味深いお話をして下さいました。
この頃、獣医さんが聴診器をあてるたびに、「おかしい・・」って首をかしげるそうです。
心臓の雑音が減って良くなっているとしか思えないと・・・
普通は進行を抑えることくらいしかできず、良くなることなんてない病気なんです。
そのお客様は、この春に何十万もする水素発生装置を購入され、限界まで濃い(1.6ppm)水素水を作って、できるだけ抜ける前に飲ませるよう工夫なされています。
当店では基本的には「ペット用」の商品やメーカーでないと保証や責任が持てないので、1年ほど前から何社か試したりしています。
今のところ獣医さんも首をかしげるだけだし、メーカーさん自体も「なんでかわからんけど水素水がいい」みたいな漠然とした印象なので、もう少し自分で試したりお客様に試して頂いたりして行きます。
ちなみに私も飲んでみた結果は、「なんでか知らんけど少し痩せました」

昨日と言えば、ワンちゃんのストレス的なことで悩むお客様にご紹介したのですが、イギリスの伝統的な「バッチフラワーレメディー」って言うお花療法にも興味があり研究中です。
日本でも「病は気から」って言いますが、本当にそうでしかも飼い主様とワンコやニャンコは一心同体です。
病院やお薬で解決できない、「何もできない」ような問題や、ワンコやニャンコの心のストレスや実は飼い主様ご自身の心の問題ってけっこうあるんです。
バッチフラワーは「資格」のようなものもあるのですが、お金もかかるし・・・お金がかかるとそれを黒字にしていかないとますますダメ経営者なので・・・仕事ができない遅いで申し訳ないのですが、マイペースで勉強中です。

最後に最後のお話しです。
私は最後の最後まで、最後こそ、今までの感謝も込めてサポートしたいしするべきだと思うしバルも言うてます。
「ペットロス」になってしまうお客様・・・すごく多いんです。
これも協会みたいなところもあって、「資格」もあるのですがめっちゃお金がかかります。
その分、みんなお商売でして、「30分何千円」とかで電話相談やカウンセリングでやってます。
そんなつもりは無いですし、そんなことしてもまた赤字になるので、とりあえず今は本を読んだり、失礼も承知でいろんな方と積極的にお話ししてそれぞれの体験談や解決法を聞いて、自分なりに経験値を上げるよう努力し続けます。

ちょっとでもみんな元気で長生きして欲しいし、少しでもお役に立ちたい。
どんくさくて遅いですが、頑張ります。


11月4日追記・・・
しっかり勉強して自分で試してからって思っていましたが、何名様かのお客様に「販売して欲しい」と連絡を頂きました。
中途半端なことを書いてしまって中途半端なことをしてしまって反省です。
「今困っているお客様」もたくさんいらっしゃるのに、「今できること」「今ベストだと思うこと」をきちんとご紹介しないのは間違いでした。
今自分で使っているものや、ベストかと思う商品は販売していきます。
もちろん他にもっと良い商品や方法が無いかは、しっかり探していきます。

今日は、ネコちゃんのフードランキングです。
ネコちゃんのお客様の方が、「どれが人気?」「どれが美味しい?」って興味があるかもしれませんね。

今回はウエットフードです。
いつも言うんですが・・・ドッグフードもキャットフードもウエットやその他トッピングを併用した方がいいと思ってます。
「カリカリだけが一番」とは思いません。
ネコやイヌのこと考えた結果が「カリカリ」なのではなく、人間が便利だからです。
毎度のくだらない例えですが・・・
ウサギのエサと、鯉のエサと、亀のエサと、キャットフードドッグフード・・・
並べたら全部カリカリの粒、ドライフードです。
ウサギとカメと鯉とネコが同じ口や消化器官していません。
共通点はエサ。人間が便利だから。
しかも、ウサギちゃんは穀物系に牧草、鯉は穀物系にエビや魚粉、犬猫は穀物系にお肉・・・
ネコもイヌも鯉もウサギも原材料の半分は同じ?
半分はそれぞれの動物、でも共通する半分の穀物類(またはお芋)は、粒にして固めるために「つなぎ」みたいな形で入ってるだけだったりします。

だから、ウサギちゃんには必ず牧草、亀や鯉や金魚には水草(できれば無農薬)やエビなど、そして犬猫にはお肉、人間の便利だけでなくそれぞれの本物の食材を足した方がいいです。


【1位】 アズミラ オーシャンフィッシュ
やっぱり1位はお魚系。当店始まって以来おそらくずっと1位です。
ナチュラル、ホリステック・・・歴史が長い老舗ブランドの信頼のあかしですね。

【2位】 SGJ ツナ缶L
とっても美味しい。食欲が無かったり好き嫌いが多い時におすすめ。

【3位】 ボジータ インドア
本当はお魚よりお肉の方がおすすめです。もっと上位を目指したい。

【4位】 ボジータ ダイエット&ストマック
ボジータは缶じゃないパッケージも便利でエコです。

【5位】 シシア チキン
すごく種類が多いシシアですが単独でも上位に!

【6位】 シシア ツナ
【7位】 シシア ツナ&パパイヤ
【8位】 シシア チキン&アップル
【9位】 シシア チキン&ハム
【10位】 アズミラ ビーフ&チキン

【番外編】 シシア マルチパック エビ&ツナ 6缶パック
売り上げ「個数」でランキングしたので10位に入りませんでしたが、6缶パックなので6掛けるとかなり上位に来ます。
1缶が50gと少量で小さめの猫ちゃんには便利ですよ。


店長のコメント・・
やっぱりお魚強し・・・
でもネコちゃんにとっては魚よりお肉の方がいいです。
極端な言い方すればライオンやトラ・・・ネコ科の動物は魚食べません。
猫にとってアミノ酸などバランスが良いのは鶏などの小動物です。
そんなお話になったので・・・
イエローファットって言う猫独特の病気があります。
ネコ科の動物って下腹に脂肪を蓄えるタプッとしたタルミがあります。
プリモーダルパウチって言われていて、ドラえもんの四次元ポケットのモデル?じゃないかと思います。
そこが炎症を起こしたりする病気です。
お魚の食べ過ぎ・・・詳しくは・・お魚に多い脂肪酸の過剰摂取が原因で起こります。
人間でも身体に良いとされるDHAやEPAと言った成分ですね。
お魚系のウエットフードがダメと言うわけではありません。
現実的に当店でも1位と2位で10年もお店をしているわけですから。
お魚の食べ過ぎとビタミンの不足(特にビタミンE)で起こります。
なのでネコちゃん用のお魚系フードは、バランスを考えて必ずビタミンEが添加されています。
一番心配なのは、お魚系が好きだからと言って、例えば人間用のツナ缶(シーキチン)をあげたりすることです。
最近はあまりいないですが、昔は時々いらっしゃいました。
私がこの仕事を始めた・・・20年くらい前は質の悪い安価なお魚系の缶詰も多くこの病気けっこう聞きました。
豆知識として頭に入れておいてくださいね。
もちろん、カツオ節やにぼしなどのオヤツも毎日たくさん食べると良くないですよ。

いずれにしても、ウエットフードはお魚系ばかりでなくできればお肉もローテーションに加えて欲しいです。

訳あってお肉を使えないお客様へ・・・
ご心配になったかもしれませんが、ネコちゃん用にビタミンを添加されたお魚系フードですと普通は大丈夫ですよ。