2016年6月

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今日も可愛いお写真のご紹介です。

千葉県の激かわアメショー兄妹のナナちゃんハッチちゃんです。
2歳です。
いつもすごく仲良しだそうです。





二人ともおめめパッチリいいお顔ですね。
たっぷりの愛情を受けて幸せそうです。

ナナちゃんハッチちゃん、いつもありがとう。
二人がいつまでも元気で仲良く過ごせるように、頑張ります。
もっと勉強するね。
これからもよろしくね。

※主なご利用商品
ボジータ インドア
ボジータ ダイエットストマック


なんともう一人先輩がいました!

しかも・・・





ウサギ先輩!

ウサギの先輩は「ロックちゃん」だそうです。
凄いですね。
いつも3人仲良しだそうです。

ロックちゃん・・ナナちゃん・・・ハッチちゃん・・・
678ですね。
ナイスです。可愛い。

このようなお家・・・多いんでしょうかね・・・
私は高校3年生の頃からペットショップでアルバイトをしています。
昆虫のエサやりやハムスターの掃除しかさえてもらえないところから、頑張って鳥類⇒ウサギやフェレット⇒犬猫・・・って言うように一歩ずつ昇進?してきました。
私自身何でも好きで、今もカメや魚、ハムスターも飼育しています。
熱帯魚のプロでもないし猛禽類のプロでもないですが、それぞれの売り場に何年も立ってます。
サルもミニブタももフクロウも販売したことありますし、ウサギやチンチラは繁殖もしてました。
ウサギちゃんのゴハンとかも販売しようかな?と時々考えてます。
ご意見・ご要望があればお願いします。

 

お客様お写真でーす。

今日は静岡県のアリエルちゃんです。
アリエルちゃんは殺処分間近で団体さんに保護されて、今の飼い主様が里親になって下さいました。

う~ん・・・
やっぱり期限が迫ってしまったりパッケージが汚れたりの商品は、一部はお客様へのサービスにして、あとはできるだけ寄付したいです。

捨てる方が節税になるなんて・・・。
いろんなお店さんやメーカーに聞いてみましたけど、皆さんやっぱり破棄したことにしてこっそり寄付しているところが多かったです。
量が多くなるといろいろ疑われてしまうみたいですね。
あと・・・激安で団体さんに「売る」と言う方法もダメです。「低額譲渡」ってやつになってしまいます。
いろいろあるんですね・・・。

アリエルちゃんごめんね。話がそれてしまった。

この日は、お母さんの苦手なペンキ塗りをお手伝いしたそうです(冗談です)。
すごいね。アリエルちゃん。
ヤラセ?写真にしてもばっちりです。
可愛い・・・。
そばにいるだけで十分お手伝いになったと思うよ。
ペンキ塗りの後は、ちょっぴり疲れてぐっすり・・・

お誕生日ははっきり分からないけど、もう9歳だね。
まだまだ元気で長生きしてね。
いつもありがとう。





本当に幸せそうだね。
本当に良かったね。
人に捨てられる命・・・でも人につなげられる命もある。
こんなに幸せそうにして・・・
里親になられてからずっと定期的にお写真をもらってますが、すごいですよ。
顔の表情がどんどん変わってきます。
人間不信や恐怖から・・・混乱・・・安心・・・幸福・・・

私が売れ残りを寄付したからって、命を救えるわけではないけど、やっぱり捨てるくらいなら頑張って下さっている団体さんやボランティアのお手伝いくらいしたい・・・。

ドイツじゃ殺処分ゼロなんですよ。
日本は、年間何十万頭も処分しているけど、ここ数年ですごい勢いで減り続けています。

今だったら広島県!広島県がすごい!
「広島県 殺処分」で検索してみて下さい。
今日現在?で79日間殺処分ゼロ・・・
ピースワンコ・ジャパンさんって言うNPO団体さんが、基本前頭引き取りを続けてらっしゃいます。

広島県神石高原町から犬の殺処分0をめざす、Peace Wanko Japan (ピースワンコ・ジャパン)

他にも頑張ってる団体さんはいっぱいあります。
ドッグフードだってシーツだって本当にたくさん必要です。
皆さんも応援してください・・・ってなんて言える立場じゃないけど・・・。

税務上はなんだかんだ訳解りませんが、お店としては購入するより仕入れてるんだから安くたくさん寄付できます。
嫌らしいけど、多少お店のイメージアップにもなる。里親さんを紹介してもらえることもある。
しかも超微力ながら、殺処分ゼロへのお手伝いができる。超微力ながら貢献できる。
自己満足や勘違いかも知れないけど、アリエルちゃんみたいに幸せな顔をみるとなんだか実感できる。
弱小店だし経営は下手、輸入品だしコダワリすぎた品揃えは、欠品や過剰在庫も多くなりがちで、どうしても期限が迫ってくる。

どっからどう考えても捨てるより寄付した方がいい。
破棄した方が節税になるなんておかしい。
そんな訳解らない税金取りに来るんだったら、私達業者からだけでも「ペット税」みたいなの取ればいい。

ちなみに先ほどのドイツをはじめ、日本以外の先進国では、ほとんどあります。
「ペット税」。
一般の犬や猫を飼育している人が支払わなければいけません。
でもいろんなところで、いかされます。
今は税金をいくら払っても、動物達へはほとんどいかされないので、各団体さんへの寄付くらいしかできません。

 

普通、売り上げから仕入れを引いたのが、収入です。
そこで、寄付した分は仕入として引くな…ってなっちゃったのが前回のお話です。
もう一度言っておきますが、他にも私ができていない部分もあったから厳しくされたのかと思います。

良いことでも、・・・悪いことになってしまうことがあるかも・・・。
そんな風に、いろいろ考えたり調べたりしているうちに、皆さんに伝えなければいけない、注意してほしい、知って欲しいと思うことが出てきました。
この通販のお客様の中に、わかっているだけでも何人も一時預かりさんやボランティアさんがいらっしゃいますしね。
一般の普通の飼い主様も関係することもありますよ。
知らなかった・・・ですまないこともありますからね。


「お金やフードなど寄付する時、される時」
まず、私のようにならないようにお商売している方は経費の分け方に注意。基本寄付は経費になりません。
それと・・・「贈与税」です。
フードやその他物資も含めて年間110万から贈与税がかかる可能性が出てきます。
寄付する人もされる人も、善人が脱税の悪人になってしまうことがあるのでご注意。
今は、各SNSと酷い言い方すると「かわいそうな写真」なんかあれば結構な金額がすぐに集まります。
だからニセモノもいるのでそれも注意。
大きな団体さんだとそのあたりの経理はきちんとしてらっしゃいますが、個人のボランティアさんもお金にはご注意を。
実際に税務署から連絡があったという団体さん?ボランティアさん?がありました。

「第2種動物取扱業者としての届け出」
年間、10頭以上保養したり里親に出した場合、各都道府県に「第2種動物取扱業者」の届け出・登録が必要です。
これ、私がお付き合いのあるボランティアさんに電話しましたが・・・正直なところほとんどの方ができてません。
犬猫引き取り業者とかよくわかんない業種も出てきたり、引き取った動物を山に捨てたり、里親詐欺だったり、いろんな問題も出てきましたし、ペットショップなどからボランティアさんまで含めて、動物を取り扱うものに対して非常に厳しく管理されるようになってきています。それはいいことですが、不便も出てきます。
個人のボランティアさんや一時預かりさんには、ほとんど伝わっていないのが現状です。
10頭なので頑張ってらしたら個人でもたくさんの方が当てはまります。
良いことしていてもルール違反はルール違反です。気を付けて。

「一般の飼い主さんも10頭以上飼育で届出が必要です」
里親や一時預かりではなくて、普通にペットとして家族として飼育していている一般の飼い主様でも、10頭以上で各都道府県に届け出が必要です。
これも知らない方が多いですよね。
猫ちゃんのお客様なんかに多いですよね。
上記の「第2種」なのか一般の10頭以上飼育なのか、微妙な方もあると思うので確認してくださいね。
不便もあるかと思いますが、ルール違反はルール違反ですから。

「原則、1頭でも販売すれば届出・登録が必要です」
一般の飼い主様でも、お家で生まれた仔犬や子猫を原則として1頭でも販売すれば、少しでもお金をもらえば、私達と同じ「第1種動物取扱業者」としても届出・登録が必要です。
これは100万くらいの罰金になっちゃいます。
ワクチン代とか血統書代ならセーフ・・のはずですが責任取れないので各都道府県に確認してくださいね。
犬や猫を販売するものは、非常に厳しく管理されるようになってきてます。
どこでどのように管理しているか、どのように販売したか、すべて提出しなくちゃいけませんし、毎年4時間も講習を受けなくてはいけません。
厳しくなるのはとても良いことですが、「1度は産ませたい」とか「売ればいい・あげればいい」とか、気軽にできるものではなくなってます。
もともと命はそんなに軽いものではないですけどね。

「第1種か第2種か?確認と説明できるように」
第1種はペットショップやブリーダーさんみたいなに販売する人です。1頭から登録が必要です。
第2種は、基本営利目的でない一時預かりさんや里親に出す場合です。年間10頭から登録が必要です。
第2種でも、ワクチン代や去勢不妊手術代はもらっても大丈夫です。でもその場合、それを説明できるように病院の領収書など保管が必要です。
善意で非営利でも、説明できなくて下手すると無許可販売(第1種の届け出なし)扱いで罰金100万です。

「狂犬病ワクチンは義務です」
混合ワクチンやノミダニ予防薬は、義務ではないです。
でも「狂犬病ワクチン」は、日本の法律で決められた義務です。
賛否があっても打ちたくなくても打たなくてはいけない法律です。
一般の飼い主さんが摂取してなくて罰せられた話は聞いたことないですが・・・法律で決まった義務です。
老犬ちゃんや持病やアレルギーで、どうしても・・・と言う場合は獣医さんに相談して診断書みたいなのを書いてもらっておくと安心です。少なくとも獣医さんに相談しておくべきです。
もし、お散歩中に誰かを噛んでしまったりした時・・・ややこしくなりますよ。
時々、車の「当たり屋」みたいな人がいます。ワンちゃんをコンビニやスーパーの入り口にくくっておいたり、窓の開いた車、お庭など、他人さんを噛まないように、「噛まれたって言われないように」・・・。


「基本寄付は経費にならないので、ショップさんなどはご注意」
「お金や物資の寄付に贈与税がかかる時があるのでご注意」
「お金を集めるニセモノがいるのでご注意」
「年間10頭以上の保養や里親で第2種動物取扱業者として登録が必要」
「一般の飼い主でも10頭以上の飼育で届出が必要」
「一般の人でも原則、1頭でも販売すれば登録が必要」
「第1種か第2種か?非営利(2種)の場合は証明できるように」
「狂犬病ワクチンは義務、接種しない場合はできれば獣医の許可を」


ほとんどの方に関係のないお話しになってしまったでしょうか・・。
でも善意だけの、一時預かりさんやボランティアさんが、ルール違反にならないように・・・。
何でも悪用したりする人がいるから、善人まで不便だったりするんですよね

 

 

突然ですが・・・税務署が来ました。
税務調査ってやつですね。
当店も11年目になりますので、たまに来るみたいですね。

舛添さんみたいになりたくないので、すべて正直にお話しします。

売り上げや所得のごまかしは一切ありません。
舛添さんの公私混同みたいなのは・・・
すみません。私も一部指摘されました。
経費になると思っていたのにダメだったり単純なミスだったり。
あと逆に、入れ忘れている経費があったり、携帯電話など経費にできるのにしてなかったり、実はそっちの方が多かった?公私混同です。
舛添さんはどうでしょうね・・・。

ただ問題は・・・「売り上げになっていない仕入」がたくさんあると指摘を受けました。
細かく経費をわけてキチンと記録していなかった私のミスです。

税務官さんはあまりでしたが・・・これを読んでいる皆さんなら、信じて下さる方も多いと思う。
当店は、他のお店よりオマケやサービスが多い。
祖母から教わった「損して得とれ、徳とれ」が経営方針です。
少し期限が迫ったりパッケージが汚れたな~っと思えば、3キロくらいの製品であろうと、お客様にオマケしてます。
「もらったことない」と言うお客様は、気まぐれなサービス、タイミング次第のサービスですみません。

そういうサービスを仕入ではなく、販売促進費など別の経費として記録してなかったんです。
逆に記録して計算すれば、「もったいない」と思ってしまうので、あえてしてませんでした。
いつもの¥5250以上の際の「粗品」も、全く記録してませんでした。

それと、一番多い?のは、期限が迫ったりパッケージが汚れたりした商品を、毎月決めた動物愛護団体さんや、気がむいた時や何かあった時に地元ボランティアさんに寄付してました。
この寄付も、いつどこへどれだけしたか・・・自分では記録してませんでした。

棚卸やその他帳簿類も、抜けていたりもあり決して完璧ではなく、できていないことも多いです。

ということで、売り上げになっていない仕入をあちらで計算され、仕入れから引き(=所得になる)その分の所得に対する税金を請求されてしまいました。

いつもの粗品なんかや、その他お客様への販売促進やお試し品は、頑張って証拠を集めると少し認めてもらえました。
証拠と言っても、たまたま頂いたお礼のメールとか商品の感想なのでほんと少しです。

ただ、一切何の経費としても認めて頂けなかったのは、「寄付」です。
愛護団体さんやボランティアさんから頂いたお礼のハガキや手紙もたくさんあるし、いつもしている団体さんは日時や内容まで3年分記録してらしたのでそれも見せました。
たくさんの寄付がバレて?ドンドン逆効果でした。
寄付したことを認めていないのではなく、寄付は経費にならないと言うことですから。

公益財団などになってる大きな愛護団体さんだと、「寄付控除受領証」を出せてそれがあると、後で所得から引けます。
でも私が寄付していたのは、地元のボランティアさんだし、考えたことすらなかったのでもらえる受領証ももらってません。

賞味期限が切れて破棄すれば、そのまま仕入となります。
私くらいのお店なら、ゴミ箱に捨てるだけで、いつどこに何を破棄したかなどの記録や証拠は特に必要ないそうです。

つまり、今の日本では、「寄付するより破棄する方が節税になる」んです。
うそだろ?って思いましたが、本当です。

私はペットフードですが、人間の食べ物も同じです。
世の中には食べるものが無くて死んでいる人がいるのに、破棄するほうが税金が少なくなるんです。
(大手さんが被災地に寄付したり公益財団に寄付すると認められます)

おかしい。
もったいない。

こんな風にしないと、どうやって悪いことができるのか、解りません。
他に何か疑われているのか?棚卸額?売り上げ隠してると思ってるの?
特に棚卸額は計算が大変なので「自信がない」と何度も伝えましたが特に問題なし、売り上げも真面目に付けてらっしゃる・・・
いくら聞いても「寄付を含めた売り上げになっていない仕入が問題」「寄付は経費にならない」と言う説明しか最後までなかったです。

一番解りやすい例ですと、飲食店さんですかね。
お家で家族が食べる食費も全部お店の仕入にしてしまえます。
売り上げになってなくても傷んで破棄したと言えば、解りません。
10万円仕入れて、5万円分は家族の胃袋にって言う場合、5万円はお店の仕入じゃないでしょってことです。

わかるような・・・わからないような・・・他にももっと悪用できるんでしょうね・・・。
私の寄付は、自分で食べたのと同じ、寄付と言う形で自分の思考と都合で消費したと言うことです。

いや、でも寄付より破棄する方が得するなんてもったいない。

「お婆ちゃん!損して損したよ(涙)」

お婆ちゃんは、「徳」も獲れると教えてくれました。
殺処分を減らすのにも貢献したいし、単純にもったいない。

期限が切れて破棄したことにして・・寄付すると解らないですよね・・・って聞いてみると・・・
そんなズルは税務署は見抜きますよって言われました・・・
税務署さん、もっと本当に悪いことしている人見抜きませんかって思いますよね。

ずるいことしたくないので、もう一度正直に言っておきます。
私は、販促品やサービスもキチンとした記録なし、棚卸やその他帳簿類もキチンとできていない部分もありました。
なので、はっきり言ってくれないんですが、たぶん何か疑われて厳しくせざるを得ないのか?これで味を占めると何か悪いことできるんだと思います。
だから、あちらからは「棚卸OK、売り上げOK、寄付NG」ってしか言われてませんのですっきりしませんが、できてなかったところは反省し、3年分の追加の税金に罰金に延滞金を支払いました。
いつも信頼して下さる応援して下さるお客様にもお詫びします。

「自分のことは棚にあげて・・・」って思われるなら、そうかもしれません。
それでも「寄付したこと」は反省してませんし、破棄なら必要なかった税金が寄付だから払えって・・・
ゴミ箱に捨てる方が節税になる・・・なんだこれ?

最後に税務官さんから、ややこしいからできれば寄付しないで欲しい・・・的なこと言われました。

「嫌です。絶対に捨てません。寄付し続けます。」
捨てるくらいなら、寄付して税金が増えても寄付するし、キチンと寄付してキチンと申告してキチンと税金も払います。

って言って帰ってきたものの・・・寄付すればするだけ税金が増える・・・税金も馬鹿にならない・・・あぁ~あ・・・
当店もそんなに余裕はないんですよ。でも輸入品だし期限があるしで、絶対に何%かはロスが出るんです。寄付すりゃいいじゃないですかあぁ~。

何だこれ、寄付するより捨てる方がいい・・・そんな世の中が嫌だ。