2015年2月

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なぜ肥満がアカンのか、皆さん解ってますよね。
な~んにも良いことは無いです。

ワンちゃんやネコちゃんが美味しいもの食べて「満足?」するだけです。
ただ、それは前回お話ししたように抜け切れない「野生」、飢餓を防ぐために「食べれる時に食べてるだけ」で、「本能」です。
生理現象です。
そしてそれは飼い主様に管理する義務があって、飼い主さんにしか選択権は無く可愛いからって不健康ににしてしまってよいものでしょうか・・・。

肥満は様々な病気の原因になるのですが、言われてもその時は解りませんよね。
病気になればほとんどの飼い主様は、「後悔」します。
でもそれまでは、「太く短く生きて、楽しく好きなもの食べる方が・・・」って考えてる飼い主様も多いです。

「太る」ってことは、身体が重くなる、大きくなるってことです。
単純に、重くなると関節とか腰に負担がかかることはすぐにわかりますよね。
でも実はそれよりも、内臓に負担がかかります。
例えば心臓・・・体重が増えて身体が大きくなれば、それだけ血液を循環させるのに負担がかかります。
同じように肝臓も腎臓も肺もぜ~んぶです。

「好きなもの食べる方が・・・」って言ってても、心臓病になって通院が大変になって莫大な費用もかかりますし、夜中せき込んで苦しむようになって、最後は眼をむいて苦しんで亡くなる・・・かもしれませんよ。

私本人がダイエットしたお話しをしましたが、すごい体質が改善しました。
実は数年前から、健康診断で肝臓の数値が全部引っかかっていました。
それほどお酒も飲まないのに引っかかりますし、数か月全くお酒を飲まなくても食事に気を付けてもダメでした。
ところが体重を減らすとすべてクリアになりました。
体重が減ったから数値が下がったのか、食生活の問題か、運動不足の解消か・・・解りませんがどちらにしても「太っている状態」が私の肝臓の数値を悪くしていたことに間違いないです。

「ダックスは腰のヘルニアが多い」ってよく言います。
私の印象では確かに多いですが、今となってはダックスが多いからだと思います。
ダックスだけじゃなくて他の犬種にも多くて、プードルなんかもけっこう多いです。
だから他の犬種も十分に注意が必要です。本当にたいへんなことになりますよ。

オヤツ食べて喜ぶのはただの本能でキリがない。
すべての選択権は飼い主様。自己満足はやめて・・・。
何を言ってても実際に病気になると絶対後悔します。

辛口ばかりでも、私も美味しいものトッピングしたりオヤツも時々あげます。
「量」をよく考えて下さいね。
例えば、ダイエットに成功した私は62キロです。3キロの小型犬ちゃんの約20倍。
「ほんの少し」と思ったオヤツも、単純計算すれば20倍です。
ササミジャーキー「半分だけ」でも、私にすれば10本。

私の愛犬のシーズは、生まれつき虚弱体質で複数の問題があり少し苦労しています。
一番は、生きているのが不思議なほどの心臓病(不整脈)で何度もあちら側を覗いています。
産まれつきの大きなソケイヘルニアもあって、心臓が悪くて手術できません。
先週それが腸閉塞になってまたギリギリセーフでした。
私の愛犬はそれほどでもないですが、お客様の中にはただの不運で病気になったり、生まれつきの大病で頑張ってるワンちゃんやネコちゃんがいっぱいいます。
中には、それが原因で、数年の「太い短い一生」を立派に生きた子もいっぱいいます。

私は、こういう子達に「かわいそう」って言葉はあまり好きじゃないです。
うまく言えないですが、自分の愛犬のシーズも病気だらけですが、人に「かわいそう」って言われたくないとうか・・「短い一生」になっても太くて立派で幸せな一生になるように精一杯愛情かけてできる限り頑張りたいです。

そう思うと、健康な身体なのにオヤツをあげたいだけで、「うちの子は好きなの食べれば短い一生でもいい」なんて言わないで欲しいです。

犬や猫って自分で狩猟しないで人間に甘えて食事をもらって生きることを選んだ動物です。
100%飼い主さんのことを信じていて、飼い主さんが与えれば何でも(例えば毒入りでも)食べてしまいます。
飼い主さんのこと信じていて、与えられたものを喜んで食べて、まさか病気になったり不健康な身体になるとは思ってません。

みんな元気で少しでも長生きして欲しいです。

 

 

 

今日は少し辛口なので・・・
でも私は、みんな元気で長生きしてほしいです。
というか、ただ自分が思ってること書きます。

日本のワンちゃんネコちゃんは、半分くらい「肥満」じゃないでしょうか・・・。
お店でも私は、心配な飼い主様には失礼なくらいお話しさせて頂いてます。
でもほとんど改善しません。
正直なところ全然わかって頂けないというか、感覚が違うというか、ほとんどワンちゃんが痩せることはありません。

犬や猫の飼い方なんてそれぞれなのですかね・・・。

私はタブン・・ある意味自分のワンコにすごく冷たくてひどい人間です。
私は、自分の愛犬の体重が少し増えれば、すぐに簡単に痩せさせることができます。
自分の愛犬が「肥満」で悩むことは無いです。
食べ物を調節すれば良いだけなので、私はそれが簡単にできます。 
毎月体重を測って少し気になれば、少し食事の量を調節し1週間で元通りです。
実は私自身が健康診断で「やや肥満」ってなっちゃって、1年で8キロくらい痩せました。
自分が痩せるのはなかなか大変でした。
でも愛犬達のダイエットはいとも簡単にしてしまうので、やはりひどい人間なのかと思います。

お客様にも何度かそう言われたことがあります。
「肥満」が心配な飼い主様に、オヤツを減らすようにお話していて、私はそれができると言うと、「ひどい」とか「可愛そう」とか、「楽しみにしてるのに・・・」とか。
そういう時に、「自分は犬にひどい人間なのか?」って本当に考えてしまいます。
逆にオヤツを減らせない人は、本当に優しい人なのだと思います。本当にそう思います。
そういう方の目を見てると、本当に悲しそうで心からかわいそうだと感じてらっしゃるのが解ります。

それに近くて「少し違う」飼い主様もあります。
「エゴ」って言うか、飼い主様が満足している?、飼い主様が我慢できない? 犬が可愛そうって言うよりも、自分がおやつを与えたい? オヤツはモリモリ与えるけどお散歩は行かない?
犬が喜ぶことをするのではなくて、自分の癒しやさみしさや満足感の為に、犬が喜ぶことの中から自分がしたことだけする・・・。
例えば、朝5時に起きてお散歩行くところはあまり「肥満」なんてないと思いますが、それは運動が十分だからだけじゃないと思います。

犬とか猫、ペットってなんでしょうね。

ダイエットできない飼い主様の中に、「そんな厳しくするより楽しく生きる方が良い」とか、「短く太く生きる方が・・・」とか「そんな長生きしなくたって好きなもの食べる方が・・・」っておっしゃる方も多いです。
そういう考え方もあって良いのかもしれませんが、
ただ・・・「ワンちゃんやネコちゃんに聞いたのですか?」
勝手に他人のこと決めちゃいけませんよ。
でも聞いたところで、ワンちゃんやネコちゃんには選択権は無くて、すべては飼い主様ですけどね。

犬や猫は、いくらでも欲しがります。
人間から食事をもらうことにした「彼らの生きる術」ですからね。
「野生動物」だったら、肉食動物の狩りの成功率は10%もありません。
だから、「食べれる時に食べる」んです。いくらでも食べるんです。
犬や猫は「野生」じゃないですよ。
でもまだ完全に抜けて無くて、食べれる時はいくらでも食べるんです。生きるために「必死」で食べるんです。
「肥満」で身体に悪いとかそんなことわかんないので、生きるために喜んで食べるんです。
後でどうなるか自分ではわかんない、どういう犬生か(猫生か)選択権は無く、すべては飼い主様次第。
すべてを人間に委ねて生きることを選んだ動物が犬や猫です。

そして彼らは、「飼い主様を信じています」。

今日はまず宣伝・・・


日本各地の旬な食材や、希少な美味しい食材をワンちゃんの為に集めました! 美味しい!今しかない!栄養満点!そんなごちそうを是非ワンちゃんにも!
⇒ドットわんの逸品

少し前にドットわんさんの社長さんにスタッフさん2名が岡山から2回も続けてご来店下さいました。
彼らの「ワンちゃんに美味しいもの良いもの食べさせてあげたい!」って気持ちは、はてしないです(笑)
でも、皆さんも秋にはサンマ食べたり、今なら旬の食材でお鍋したり、コタツでみかん食べたりしますよね。
旬の食材って、「その時」だけの美味しさや「栄養」がたっぷりで、本当に身体にいいんです。
季節によって不足したり必要とする栄養素がいっぱいです。
ず~っとドッグフードだけじゃなくて、是非ワンちゃんにも「旬」や「希少」な美味しさや「栄養」を与えて下さい。 正直少し高価なものばかりですが・・・ご家族でお鍋をする日になんかにいかがでしょう・・・。

ここまでは「What's New」のコーナーと同じです・・。

お店でこういう商品を見て、「犬にこんなの与えてもいいだあ~」とか「じゃお家で買った食材をトッピングしてもOK?」と言うお話が多くなります。
売ってるくらいなので大丈夫です。
ワンちゃんの食事全部「手作り」の方もいるくらいですし・・・。

でも何点かご注意ください。
基本的には「犬は肉食動物」って思って下さいね。
人間が作ったり、飼い主様がトッピングすると「人間の食事」になってしまうことが多いです。
つまり・・・ドッグフードの上にキャベツにブロッコリーにニンジンがどっさり・・なんてことになると少し間違いです。
そうなると「肉食動物」の食事ではないですよね。
現代の人間の多くは「野菜不足」ですが、現代の犬の多くは「お肉不足」と思っても良いかもしれません。

何年も前ですが、こんなことがありました。(ここで書いたことあるかも)
実店舗のお客様でシーズちゃんでしたが、お腹の調子が悪くて病院へ行くと腸になにかが詰まっており腸閉塞でした。
すぐに手術になり取り出すと・・・「ブロッコリー」でした。
ボイルしたブロッコリーを毎日のようにオヤツで与えてらっしゃったんですね。
硬い部分が消化されずたまっていたようです。
ワンちゃんは、人間の奥歯のような平べったい歯もないですし、顎が横に動かず「擦り潰す」ような食べ方はしません。
やっぱり基本的には肉食動物で、お野菜や果物なんかもあまり消化が良くないです。

宣伝した商品でも、お野菜やフルーツ系は、細かく刻んであったり煮込んであります。
それでも「ドットわんの逸品 キノコ3種水煮」などは、食べすぎると下痢するワンちゃんもいると思うのでご注意くださいね。

お肉でも注意が必要です。
宣伝した「ドットわんの逸品 ハーブ鶏手羽先スープ」なんてとても美味しくて大喜びですが、ご家庭で手羽先や手羽元は注意してくださいね。
こちらの商品は、骨までボロボロのクッタクッタに煮込んであります。触れるだけでつぶれます。
ご家庭で手羽先などの中途半端に「加熱した鶏の骨」を与えると消化できずに大変なことになります。
意外とご存じじゃない方も多いのですが、加熱した鶏の骨はNGです。

今日もなんだか何の話かわからなくなりましたが・・・最後まで読んで下さってありがとうございます。
特別に、宣伝した「ドットわんの逸品」・・・各商品1名様ずつ今から先着で1個プレゼントします!
ご注文時に「備考欄」に商品名をご記入ください。
但し、¥5250以上お買い上げの方に限らせて頂きます。