店長の本音・・・ニュルニュルにビビる。ドラッグストアにあきれる。

時々・・・最近は興味もないから・・・でもそれもダメかと本当に時々・・・
勉強がてら大型チェーンのペットショップや、ホームセンター、ドラッグストアのペット売り場を見て回ったりします。

「おおっ、負けない様に勉強しなきゃな」って気合いを入れるためなのですが・・・
最近はビビったりあきれたりすることも多いです。

いつか忘れましたが前にもここで書きましたが、特に猫ちゃん用の「ニュルニュル」系のオヤツ?ですかあれは・・・。
「チュルチュル」が正しいのでしょうか。

大型ペットショップへ行けば陳列棚一面びっしり・・・。
ビビります。気持ち悪い。

同時に悲しい。
なんであんなもんこんなに売れてしまうのだろう・・・。

「みんな元気で長生きして欲しい・・・」って頑張ってるのに、現実ニュルニュルのチュルチュル・・・。

ヘンな添加物入ってるし、味こいからゴハン食べなくなるし、化学調味料みたいなものまで入ってたりするし・・・。
と言うより、そんな難しい話?ではなくて、私はあのチュルチュルした液体が気持ち悪くて自分の家族に、あるいは自分で舐めようとは思わないです。


自分が食べてみる気になれないものを、与えてみようとは思えないです。
カッコつけるとそういう言い方になりますが、例えば鹿のトライプ(内臓肉や内容物)なんかは、臭くてさすがの私も自分で食べてみないですが(笑)、それは犬や猫と人間の食性の違いです。
でもニュルニュルチュルチュルは、私の中では「食性の違い」だとか、猫のエサ・オヤツとは思えず、正直ただただ気持ち悪いです。

しいてメリットを考えてもほぼ何も思い浮かばず、やっぱりただ異常なほど美味しいだけ・・・。
自分のパートナーに、もし「何か食べないと死ぬ」って言う状況が来た時・・・病院で点滴はしますし、他もいろいろ考えても、私の選択肢には無いと思います。
実際何頭も見送ってきてそれに近い経験もしてますが、頭に無かったです。

お客様のお話を聞いていると、当店には猫ちゃんを保護してらっしゃる方がたくさんいて、やっぱり他に無いほど美味しいので、人間になれさせる時や保護する時(捕まえる時)には最強だそうです。
何をおいても警戒して捕獲器に入らない猫ちゃん、ニュルニュルのチュルチュルにはかなわないそうです。


もう一つは、まだこんな世界?って思うのが・・・・
色とりどりのカラフルな世界です。

ワンコ用のフードや特にジャーキー類。
「野菜入り」って書いてるけど、野菜の色ではなくて着色料。
「ミルクガム」はミルクの白さじゃなくて、漂白剤ちゃうん・・・。
「無着色」って書いても、その漂白剤や発色剤みたいなもので色が焼けて綺麗な赤いササミになってるんでは?・・・

そもそもワンコはそんなに色見えてないし。
飼い主さんでしょ。

少し前に、「愛猫・愛犬が食べてはいけないペットフード」って文春じゃないですね・・・週刊新潮砲がありましたけど・・・

ぬぬぬぬあ~んにも変わってない。


添加物や濃い味が直接身体を悪くしたり・・・その商品が直接病気を招くことも心配ですが・・・

まず、食べなくなりますよね。普通のゴハンを普通に。

結果、偏食になったりおやつが多くなったりして・・・心配で何かあげちゃうし、喜んで食べてくれる姿を見たいから。
味の濃いものやおやつでないと「喜んで食べてくれる姿」見れなくなってしまう。


もっとビビッてあきれるのが大手チェーン店のドラッグストア。
すぐお店の近所にもあるんですが。

添加物に色とりどりのオヤツにニュルニュルにチュルチュルがたくさんあって・・・って言うかそういうのしかない。

そのすぐ横が・・・

ロイヤル〇ナンの療法食売り場・・・。

病気になりそうなものの陳列のすぐ横に、病気用のフード。
マジかってあきれます。

ドラッグストアって何でも売ってるから人間用もそうですよね。
薬も売ってるけどインスタントラーメンやスナック菓子も売ってるし・・・ダイエットサプリもいっぱい売ってるけどお菓子やチョコレートもいっぱい。
肌荒れそうな化粧品も売ってるけど、皮膚の薬もいっぱい。

でも人間用は品数が多いし広いから、「肌荒れそうなもの」と「肌治りそうなもの」や、チョコレートとダイエットサプリは並んでいません。

ペット用は品数も売り場も人用に比べると少なく狭いから、「病気になりそうなもの」と「病気用のゴハン」並んでますから・・・あきれます・・・。
ドラッグストアの店員さんもタブン何も関心が無いし、買う人も病気になるまで関心が無いから・・・。

売れたらいいだけなんやん。

私はいつも気にして頑張ってますが(笑)、無愛想でぶっきら棒で、お商売もビジネスも下手で、自分の生活レベルもなかなか向上せずアパート暮らしから抜け出せない。

でも、売り上げや売れたらいいだけの大型ペットショップやホームセンタードラッグストアみたいに、何も気にしない人のために、ニュルニュルや添加物だらけのオヤツも笑顔売って・・・
ちょっと気にする人の為にも無添加フードや病気用のフードを売って・・・

ってできない。
みんな元気で長生きして欲しいですし、飼い主様もいつまでも笑顔でいて欲しいです。


またカッコつけてしまいましたが・・・当店もオヤツ売りすぎ売れすぎだと思ってます。
時々、その矛盾と言うか・・・具体的には「このお客様、大型犬が4~5頭でもいない限り、もしくはいつもプレゼントやおすそ分けでない限り、オヤツ多すぎる」って心配しています。

ヘンな添加物や着色料の入ったものやあの大ヒットニュルニュルはお店がつぶれても売りませんし、安全で少なくとも自分の家族に与えられるものしか取扱いません。

でもいくら安全でもオヤツはオヤツなので与え過ぎると栄養バランスを乱したり、ゴハンを食べなくなってしまうので、本当に上手に使って下さいね。
「与え過ぎないこと」と、もう一つは「偏らない」ようにしてください。
例えば「ささみ」ばかりではなくて、内臓肉やお魚にするとか、ビスケットやお芋や野菜なんかも。