動物取扱研修会とマダニからの感染症(SFTS)

やっぱり超久しぶりの店長日記です。
先日、大阪府の「動物取扱責任者研修会」に行ってきました。

生き物の販売、ペットホテル・トリミング業など営む場合、この資格を持つ責任者が必要で、年に一度研修を受けなければいけません。
4名の先生からの講義でした。
ほとんどが「人畜共通感染症」のお話です。
農水省ではそう呼びます。環境省では「人と動物の共通感染症」と呼びます。
厚生省では「動物由来共通感染症」と呼びます。
何かヘンです。呼び方も統一できないくらいですので、4名の先生のお話もカブっているところが多く、とても無駄を感じます。

皆さんが一番ご存じなのは、「狂犬病」です。
日本ではもう何十年も発生していません。
でも日本以外では、毎年たくさんの人が亡くなっており、近くのアジア諸国もいっぱいありますし、アメリカでもあります。
日本では、飼い犬にはワクチンの接種が義務付けられています。
時別な理由がない限り(ワクチンのアレルギーとか)、皆さんも絶対受けてくださいね。
感染すると犬も人も100%亡くなります。
日本でも絶対発生しないとは言えません。
実際に、ロシアからの輸送船に犬が乗っていて、日本の港で脱走し、人が噛まれるといった事故も起きています。
狂犬病は、犬や人だけでなく、ほとんどすべての哺乳類が感染します。
犬は無くても、小さなコウモリやリスなんかが、海外からの荷物に混ざってくることは大いに考えられます。
日本では、そういったカタチで居付いてしまった外来生物はたくさんいます。
海外旅行の際もご注意下さい。「犬」は皆さん気を付けると思います。
でも、たとえばニューヨークでは、公園になどにいる「リス」も狂犬病を持っている可能性があるそうです。
「ニューヨーク」だったり「リス」だったりすると、弱っているのを見ると触ってしまう人もいると思います。
ニューヨーク州は全米で狂犬病が最も多く、年間1万件の動物が検査され、1割は陽性だそうです。(ほとんど野生動物)
「コウモリ」が保菌率が高く、コウモリ全体の4%はウィルスを持っているそうです。
狂犬病は、字のごとく、「犬」が「狂う」病気です。
でも最近、「狂わない」、つまり狂暴になったりせず、ぼ~っとして弱って行くタイプもあるそうです。

「登録施設の衛生管理について」と言う講義もありました。
なぜか、「ヤシノミ洗剤」で有名な「サラヤ株式会社」の先生でした。
勉強にもなりましたが・・・私達とギャップが有り過ぎるんですよね。
講義を受けているのは、ほとんどが犬や猫を販売する人かトリマーさんです。
手の洗い方なんかを徹底指導されました。目をつぶって手を洗うふりをさせられ、時間が短いとか・・・・。
僕たちの仕事を全然知らない、片隅も見てないのに・・・・。
例えば、この「手洗い」についても大切なことですよ。
でもね。会場の多くの人間が突っ込んだと思います。「この手を見てみろ」って。
仔犬を扱う者は、「手洗い」なんてもんじゃなく、キツイ消毒を繰り返して、手はひび割れだらけの血だらけです。
トリマーさんもシャンプーを繰り返すので、手がキレイな人はいません。
そうならない手洗い・・・って言うか「手」だけじゃなくてもっと効率的な衛生管理について教えて欲しかったです。
大切なお客様のワンちゃんも預かるわけですからね。

最後は、動物の愛護や管理に関する法改正のお話でした。
日本では、仔犬や子猫にの販売に関する法律がほとんどないですからね。
どんどん厳しくして頂くのに大いに賛成です。
ようやく夜間の展示販売とか、インターネットのみでの販売とか・・・・その他いろいろ厳しくなっていきます。
海外の日本以外の先進国はもっとキビしいですからね。
あんな小さい仔犬を親から引き離して、狭いとこ入れて、見せつけて販売しているの日本とか中国だけですよ。
法律で取り締まるというより、皆さんに気が付いて欲しいです。「可愛い」じゃなくて「かわいそう」なんだと。
これでますます、めちゃくちゃして大繁栄したペット業界は厳しくなります。
本物だけが生き残ると思います。頑張ろ。


そうです。今一番心配なマダニからの感染症のお話は一言も無かったです。
まだ情報もあまりないそうです。
そんなに神経質になる必要は今のところないとか・・・。

仕方ないのでいろんなところに問い合わせて調べていますが、やっぱりわからないことが多いようです。
マダニから感染する感染症「SFTS」・・・昨年末から3人の方が亡くなっています。
マダニは別に山奥だけでなく、町の中でもそこらじゅうにいます。→マダニ
公園とかでも草の多いところは気を付けてくださいね。
皮膚では、噛みついて頭を突っ込んだままになってます。最大スイカの種くらいの大きさになります。
手足を引っ込めてじっとくっ付いていますので、見たことない人は「イボ」などと間違えます。
「犬」には感染しても発症しないとみられ、今のところワンちゃんが犠牲になるということはあまり考えられないようです。
どちらにしても、ワンちゃんにダニが付かないように努める必要があります。
当店はフードも無添加ばかりです。どちらかと言うと、ワンちゃんも薬で農薬づけみたいするのは反対でしたが、今年は状況が違ってくるかもしれません。
お薬で予防するのでしたら、きちんと獣医さんへ行って、フロントラインを購入するのがおすすめです。
体重も測ってしっかりワンちゃんに合ったものを購入してください。
フロントラインの類似品が、ペットショップで売ってますが、本物のフロントラインが良いと思いますよ。
それでも当店でもお問い合わせが多くなってきましたので、当店で取り扱えるもので良いものがあれば検討します。
とりあえず、今販売しているのもですと「ベティベティハーブ」があります。
あと、ダニはワンちゃん(人間も)の体臭でよってきます。定期的なシャンプーでも予防につながると思います。
流行しないことと、有効な治療法が見つかることを願ってます。
それと・・・犬や猫が「悪者」にならないかも心配です。